前回の特集では、「国産材と外国産材の違い」についてお伝えしました。
今回は当社のお取引先でもあり、当社製品を利用し家造りを行っている天領木の荒川社長を訪ねてインタビューを行いに行ってきました。
こんにちは。
梅江製材所の梅江です。
当社の羽目板をつかって家の設計・施工をされている業者の方のインタビューに今日は大分県日田市にある「株式会社 天領木」の荒川社長を訪ねてやってきました。
当社の製品をご利用いただいている理由などもお聞かせいただきました。
これから羽目板をつかったDIYやリフォームを検討している方の参考になれば幸いです。
荒川:私が輸入住宅を扱っている頃は、まだまだ国産材に比べはるかに輸入材が安く、需要も増えていました。
その後、国の規制などもあり、国産材の値も比較的安定はしてきています。
現在は国策で地域材を積極的に利用していこうという動きもあり、私たち自身も日田の木を80%以上使うことを目標にし、家造りを行っています。
特に最近はゼロエネ住宅に力を入れていますよ。
梅江:いろいろな木材を利用してきたと思うけど、日田杉と他の杉の違いは?
荒川:全国から数多くの浮造りを取り寄せて試してみたんですが、実はストッキングがまったく引っかからなかったのが素晴らしかったんですよ。
他の浮造りではどうしてもストッキングが引っかかってしまって・・・。
その点、梅江さんのところの浮造りは仕上げがすばらしく、非常に滑らかだったんですね。
また、日田は高温多湿な場所のため赤身の材が多いんですよ。低温で乾燥させると色艶も良く、家とマッチするのが他の材との違いですね。
梅江:いろいろな家を売ってきたと思いますけど、日田で木の家をつくってみてお客様の反応の違いはありました?
荒川:
「香りが良いので精神安定になるね」
「夜もぐっすりと眠れるようになったよ!」
「調湿作用があって、夏場は涼しく感じるし、一年中裸足でおれるね~」
実際にお住みになった方からはこのような声を良く聞くようになりましたね。
実は過去にこんなエピソードがあったんですよ。
以前の話ですが、日田杉を利用した住宅を総合展示場に出してたんです。その中でお客さんが赤ちゃんをつれて回っていたんですけど、なぜか日田杉の家に入ると赤ちゃんが泣かなかったんです。
「え~すごい!」っていう話になって。もう1周しても他の家では大泣きするのになぜかその家だとピタッと泣き止んでハイハイして・・・キャッキャ遊んでたんですよね。
お客さんのほうから「なんかありますね~」みたいな話をされた事があります(笑)
こちらも今までいろんな家を売ってきましたがこんなこともあるもんだな~とその時は感心してました。
それからお客さんが何度もきてくれて、「この家がいい!」と決めてくれたんです。
赤ちゃんって床と顔の距離が近いじゃないですか。ホルムアルデヒドなどの薬品って下にたまるんですよね。
だから犬や赤ちゃんはすぐ気づくんです。ハイハイしても大丈夫、舐めても大丈夫で・・・そんな秘話がありました。
梅江:最後に今後の弊社に期待することがあれば教えてもらえますか?
荒川:今のところはベストだと思っています!今後はぜひ展示会などでも一緒に出てみたいですね!
荒川社長、本日は取材へのご協力ありがとうございました!
梅江製材所では、ご購入いただいた商品で施工された写真などをブログなどでもご紹介させていただいております。ぜひ皆様も、ご自慢の施工実績をおくってくださいね!
梅江製材所では、ご購入いただいた商品で施工された写真などをブログなどでも
ご紹介させていただいております。ぜひ皆様も、ご自慢の施工実績をおくってくださいね。