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特集!!「月刊梅江製材所」

前回の特集では、「見た目から選ぶ適材の見つけ方」についてお伝えしました。
今回は、「木と相性の良い自然塗料」についてお伝えしたいと思います。

第32回 木と相性の良い自然塗料について

(1)自然塗料をご存知ですか?

自然塗料

石油化学技術が発展し、石油化学系塗料が現在では多く使われています。

日本では過去に柿渋や漆、荏油(じんゆ)といったように自然塗料が使用されてきた時代はありましたが、「高耐久、短工期、低価格」といったニーズが高まり、一時はあまり見られなくなっていました。

しかし、近年問題になっているシックハウス症候群、化学物質過敏症など、
室内環境の意識の高まりから見直されてきているのが自然塗料です。

現在日本で普及している自然塗料はドイツから輸入されているものが多く、
塗料の原料調達から生産、製品使用から廃棄に至るまでのライフサイクルに
すべての段階で環境に負荷を与えないための評価手法が厳格に用いらています。

(2)梅江製材所でも使用している自然塗料

施工後の様子

自然塗料の良いところは、ウレタンなど従来の石油化学系塗料と違い、塗膜を作らない浸透性タイプであるため、木の呼吸(調湿作用など)を妨げず、自然の木の良さを生かす塗料であることです。

また、天然油脂や天然樹脂、天然ロウなど、できるかぎり石油に依存しない天然の循環してるものから塗料が作られていることで、環境や人、他の生物にとっても、安全な塗料となります。

私たちの会社でも事務所の塗装などには自然塗料を使っていますが、
原産国はドイツのものを使用しています。
クリアタイプのものを使用していますので、木の木目なども綺麗に浮き出ています。
また、磨けば磨くほと光沢感が増し、メンテナンスも数年に1度で良いため
(好みにもよりますが)、非常に重宝しています。

特に使用していてよかった自然塗料が「グロスクリアオイル」、「ハードクリアオイル」、
「ラッペンワックス」、「オレンジオイル」の4つの自然塗料になります。



(3)各商品の特徴

グロスクリアオイル
グロスクリアオイル 主な成分は亜麻仁油、桐スタンドオイル、亜麻仁スタンドオイル、
パルサムテレピン油、天然樹脂、無鉛乾燥剤でつくられています。

商品の特徴は内装全般に使える万能タイプのオイルです。
グロスクリアオイルは熱に非常に強くテーブルの天板に塗装すると
輪じみを防ぐこともできます。また撥水性や汚れ手垢防止効果も抜群です。
ハードクリアオイル
ハードクリアオイル 主な成分は亜麻仁油、桐スタンドオイル、亜麻仁スタンドオイル、天然樹脂、バルサムテレピン油、グリセリンエスター、無鉛乾燥剤でつくられています。

商品の特徴は天然樹脂の働きで表面を堅く保護するので、
土足の床にも適しています。
ハードクリアオイルはつや消しタイプになります。
ラッペンワックス
ラッペンワックス 主な成分は亜麻仁油、桐スタンドオイル、
ビーズワックス(蜜蝋/みつろう)、無鉛乾燥剤でつくられています。

商品の特徴はアレルギー体質の方にも優しいく、
近年注目度の高い無溶剤の蜜蝋(みつろう)ワックス入り塗料です。
撥水性、汚れ防止に抜群の威力を発揮します。
塗装後はシルクの様な質感で、自然な2~3分のつやが生まれるのが特徴です。
オレンジオイル
オレンジオイル 主な成分はオレンジ果汁、オレンジピールオイルでつくられています。

商品の特徴はオレンジの皮から抽出される油です。
洗浄効果に優れているため、木の汚れを取る場合に使用します。
刷毛を洗ったり、バルサムテレピンオイルの代用として
塗料を希釈したりする場合に使うことができます。


(4)自然塗料使用時の注意点

・塗装前に、木の表面にある汚れや、しみ、ヤニは事前にとっておきましょう!
 また、試し塗りは忘れずに行って下さい。

・石油化学系塗料と違い、速乾性はありません。
 一度塗った後は古着や肌着でしっかりと拭き取るとことがポイントです!
 また、2度塗りを行う場合は12時間以上、間隔をあけてから塗装を行って下さい。

・厚塗りは禁物です!よく伸びますので、木肌をマッサージするような感覚で
 ハケでしっかりと伸ばしながら塗装して下さい。

・拭き取りに使用した布類は、必ず水の入ったバケツに浸すか、
 焼却処分を行って下さい。天然の植物油に共通する特徴ですが、
 放置すると発火する場合があります。



(5)施工実績を募集しています!

梅江製材所では、ご購入いただいた商品で施工された写真などをブログなどでも
ご紹介させていただいております。ぜひ皆様も、ご自慢の施工実績をおくってくださいね。

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