
羽目板施工方法【横貼り編】もご覧ください。

腰板の施工は意外と簡単です。
このサイトはどちらかと言えば中級者から上級向けです。
素人の方も参考にしながら挑戦して下さい。
羽目板の施工方法①が大好評でしたので。
続いて壁の縦貼り腰壁の羽目板施工方法をご紹介します。
ここでは杉羽目板無節10×60×960を施工してみます。
1.8mの壁に29枚の羽目板を使って施工しています。
じっくり見てDIY入門にお役立て下さい。

【①用意するもの】

差し金・鉛筆・木工用ボンド・あればスライド式ハンドソー・フィニッシュガン

【②大幅木と下地の取り付け】


ここではまず、下地と大幅木の間に羽目板が収まるように、巾木を取り付けるための
下地胴縁ドウブチをビスで止めます。巾木を取り付ける下地がある時はこの作業は必要ありません。
大幅木にボンドを塗りガン又は釘で止めます。
【③割り込みを決めておきます。この作業は非常に重要です】
初めて(素人)の方が一番難しいのはこの作業かもしれません。
腰板を貼っていく場合枚数が必ず最後きちんと割って施工出来ません。
従って、最初に何枚で壁の端から隅まで、施工できるかを計算しておく必要があります。


10枚分の延べ幅(長さ)を計って下地にあらかじめ印を付けておきます。
ここでは29枚で一番左隅の部分の羽目板を巾2cmほどをカットしないと割り切れない事が 判明しました。
この作業については後で再度ご説明を加えます。
【④羽目板を施工します。】




横貼りと同様に1枚目を施工する場合♂の部分は必要無いので、ハンドソーで、カットします。
(羽目板施工方法を参照) ガン又は釘で打ち付けます。(ボンドもお忘れなく)
当て木で傷付けないように貼ります。
【⑤最後の羽目板が綺麗に収まるようにカットします。




先に割り込みを計算していた通り2cm程羽目板をカット 差し金を使って鉛筆で、両サイド2cmづつ印をつけます。ハンドソーを使ってカット、鉛筆の目印を確認しながら真っすぐにカットします。ここでも少し曲がっても出隅で隠れるので大丈夫です。
【⑥最後の羽目板の取り付けです。】


ボンドを塗り最後の羽目板と出隅を施工します。

角を隠す為に使いました。

【⑦見切と下地の取り付け】


見切りが左の画像のように施工出来るように下地のドウブチを取り付けます。
【⑧見切・大幅木・出隅をカットして完成】
見切りが綺麗に斜め45℃の角度で施工で出来るようカットします。




見切りを45℃にカットする際うまくカット出来無い場合はペーパー等で
少し削って下さい。
同様に下の大幅木もカットしたら出来あがりです。


皆さんも色々試してみてください。
上記のご説明で不十分な箇所は、その都度更新していくつもりです。
さあ!頑張ってやってみようと思う方はこちらへどうぞ!!